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JR九州 821系近郊型交流電車とYC1系ハイブリッド車 誕生へ!

◆車両概要

JR九州は老朽化した車両の置き換えの為に、省エネ型の近郊型交流電車である821系と蓄電池搭載型のハイブリッド車両であるYC1系を開発しました。
2018年度から走行試験を行い、2019年度頃の営業運転を目指しています。



●821系近郊型交流電車


(画像は2018年01月26日 九州を明るく照らす次世代の車両が誕生します!! からの引用です。)

名称:821系近郊型交流電車
扉数:片側3扉
座席形式:ロングシート
定員:407名/編成
投入時期:平成30年2月末(※走行試験)
製造数:3両×2編成(計6両)
導入区間:鹿児島本線(福北都市圏エリア)
製造費:?億円


821系は最新技術のフルSiCを搭載し、消費電力量を低減させた「やさしさ」と主変換装置や補助電源装置の冗長性(信頼性)による安全・安定輸送の確保という「力持ち」を両立した車両になっています。
フルSiC搭載によって消費電力は415系電車に比べて70%低減しており、JR九州ナンバーワンの省エネ車両になります。

ちなみにSiCとは、従来から電車の機器に使われているシリコンに炭素を加えた半導体デバイスであり、シリコンよりも強く消費電力が抑えられる特徴があります。

車両のデザインは相変わらずカッコいい水戸岡さんデザインの車両となっています。 外装は前面が817系と似た黒色で、側面が815系と似たシルバーの車体に赤色のドアといった感じになっています。
前面のライトや文字が青色となっており、省エネや未来感を感じることができますね。



(画像は2018年01月26日 九州を明るく照らす次世代の車両が誕生します!! からの引用です。)

全席通勤・通学仕様のロングシートとなっており、全体的に305系の内装と似ています。
特徴としては一人あたりの腰掛座面幅が広くなっことや、出入口に足元のホームを照らす照明の設置、室内にダウンライトタイプのLED照明の採用、スマートドアの採用、4ヶ国語対応の案内表示器の車内と車外への設置等が挙げられます。
従来の車両では見られなかったダウンライトタイプのLED照明が、蛍光灯等と比べてどれぐらい明るさに違いがあるのか気になりますね。

内装は従来の車両と大きな変化はなく、白を基調として、清潔感や未来感を演出しながらも、木製の座席により自然の温もりや優しさも感じられるようになっています。

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●YC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両(ハイブリッド車両)


(画像は2018年01月26日 九州を明るく照らす次世代の車両が誕生します!! からの引用です。)

名称:YC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両(ハイブリッド車両)
扉数:片側3扉
座席形式:ロングシート(一部ボックスシート)
定員:232名/編成
投入時期:平成30年6月(※走行試験)
製造数:2両1編成
導入区間:?線(長崎エリア)
製造費:?億円


YC1系はJR九州初となる蓄電池のエネルギーを有効活用した省エネ型のディーゼル車両となっており、従来からのディーゼルと最新の蓄電池を組み合わせた車両ということで、YC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両という名称になっています。

外装は821系と殆ど同じですが、トイレやボックスシート設置の関係で窓の位置や数に違いがあるのと、ドアの色が赤色ではなく暖かみのあるオレンジ色になっています。



(画像は2018年01月26日 九州を明るく照らす次世代の車両が誕生します!! からの引用です。)

以前、JR九州が発表した同じ蓄電池搭載型車両である819系DENCHAとは違い、YC1系はあくまでも電車ではなくディーゼル車となっています。

従来のディーゼル車はディーゼルエンジンから直接車輪を回しますが、YC1系はディーゼルエンジンで発電機を動かし、その電気を利用して車輪を回します。
これによって、部品は電車部品が多く活用されることになり、不具合の多かったディーゼル車の部品が減りメンテナンスのコスト削減に繋がる他、電気によるモーター駆動の為、二酸化炭素の排出量や騒音が大幅に低減します。
また、蓄電池を搭載することによって、ブレーキ時に発生する回生電力の有効活用ができ、燃料消費量を約20%低減することができます。



(画像は2018年01月26日 九州を明るく照らす次世代の車両が誕生します!! からの引用です。)

内装は基本的には821系と同じですが、従来のディーゼル車と違い、扉の数が増えて片側3扉になった他、出入口の段差も無くなり、混雑の緩和とバリアフリー化が行われています。

特徴的なのは都市圏エリアの通勤・通学路線ではなく、地方の非電化路線に投入されるため、ロングシートだけではなく一部にボックスシートが導入されている点と、床や荷物置きに木材が使用されている点です。

ボックスシートには木製のテーブルも設置されており、景色を眺めながら弁当を食べたりすることもできるようになっているので、通勤・通学客だけでなく観光客にとっても魅力的な車両になっていますね。

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◆ニュース
この計画に関する最新のニュースを紹介します。
記事は一番下が古く一番上が最新です。


・二種類の新型車両が誕生へ!


2018年01月26日 九州を明るく照らす次世代の車両が誕生します!!

JR九州のプレスリリースによって二種類の新型車両が誕生することがわかりました!

821系近郊型交流電車とYC1系ハイブリッド車の二種類が開発され、各々走行試験を終え次第、2019年頃より本格的な営業運転になります。
一部報道によると走行試験で問題が無ければ40編成を投入すると発表されており、今後のJR九州の近郊型車両を代表する車両になるかも知れません。

821系は老朽化している415系の置き換えとなっており、これによって鹿児島本線の福北都市圏エリアで走行している国鉄時代の車両はほぼ完全に淘汰され、押し出し方式で他のエリアにもその影響は及びます。

YC1系はキハ66・67気動車の置き換えとなっており、今後九州全域の非電化路線を走る気動車が順次置き換えられていくものと思われます。

821系とYC1系は従来車両に比べて圧倒的に省エネ化されているので、今後の鉄道運行費をかなり削減できそうですね。

821系は鹿児島本線の福北都市圏エリアに投入されるので、今後福岡で見ることができますが、YC1系を見れるかどうかはわかりませんね。非電化路線の香椎線は819系DENCHAの投入が有力視されている為、福岡都市圏近郊で見れる可能性があるのは、近場でも筑肥線の非電化部分か久大本線になりそうです。

そして、デザインが相変わらずカッコいいです!段々と同じ感じのデザインになってきており、真新しさはあまり感じませんが、水戸岡さんの通勤・通学車両のデザイン好きとしては最高です。 早く運行されている実物を見てみたいものです。
YC1系の内装も独特でおもしろいですね。テーブル付のボックスシートがあったり、床や荷物置きが木製だったりと遊び心が沢山あって、日常から電車を楽しむことができる仕掛けがたくさんあります。いつか乗ってみたいものです。

JR九州の鉄道事業は赤字ですが、車両や設備への投資をしないのではなく、古くて効率の悪い車両の更新を積極的に進めて、将来的な負担を減らす方法をとっています。 また、車両の更新以外に駅の無人化や特急のワンマン化、更に最近では無人運転の研究も行っており、とにかく積極的な効率化を進めています。
これに対しては批判もありますが、大規模な鉄道網を維持するためにある程度の合理化は必要だと思うので、今後も最新技術を取り入れながら九州の路線網を維持できるように頑張って欲しいものです。

2018年4月2日


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非公開コメント

この車両、相当カッコ悪いです。
窓が異様に細い。
ライトがデカ目で気持ち悪い。
相変わらずの板シート。
いつまで某デザイナーに任せるつもりなのでしょうか。

No title

更新お疲れ様です
デザイン素敵ですね
シートの模様も含めて「ゆとり」を連想させますし
個性的な配置で斬新かつ既存の発想にとらわれない
JR九州らしい車両で、運行されるのが楽しみです

Re:

コメントありがとうございます。
確かに窓は細いですが、デザイン自体は良いと思います。JR九州の個性が出ているので

Re: No title

コメントありがとうございます。
座席の配置が独特で面白いですね。これが実現すると観光と通勤通学の両方を取り込む列車になれそうです。
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