FC2ブログ

天神ビジネスセンターと福岡ビル街区に続く再開発は…?

現在、天神ビッグバンで進行している計画では、天神ビジネスセンターと大名小学校跡地再開発計画が2021年度頃に完成予定で、福ビル街区再開発計画も2027年度までの完成を目指していることが判明しており、計画としてあがっている施設の開業時期は全部決まっています。

問題はこれ以降の計画がまだあがっていないということです。西鉄が取得した毎日福岡会館周辺の再開発構想はありますが、2024年度頃にスケジュールが決まり、そこから完成は10年ほど後になる可能性が高く、天神ビッグバンによる連鎖的開発実現には程遠いのが現状です。



西鉄は福ビル街区再開発と大名小学校跡地再開発、グランドホテルの改装を最優先事項にあげており、資金面から考慮してもこれ以上のスピードで再開発を行うのは難しいかと思われます。
福岡地所も現在天神ビジネスセンターに注力しており、既に取得しているMMTビルの再開発等に動き出すのはまだまだ先になりそうです。
現状では地場大手の2社しかおらず、全体的にプレイヤー不足なのが否めません。 2社だけではスケジュールや資金面で限界がくるので、早期に新たな事業者による新たな計画が出てきて欲しいものです。

今後、動きがあるとすれば既に都市計画が決定されている同じ「1丁目南ブロック」にあるフコク生命ビルとベスト電器ビルの可能性がありますが、ベスト電器ビルは築年数が浅そうなので、まだまだ動きは読めませんね。

福岡市が地方最強の都市になった理由

新品価格
¥1,512から
(2018/1/29 17:20時点)




次に気になるのが、福ビルと同じく天神交差点にある福岡パルコ本館と天神ビルです。

福岡パルコ本館はリニューアルによって綺麗な外観になっていますが、ビル自体は以前入居していた岩田屋が開業した1936年頃の竣工となっており、天神地区では断トツの老朽化したビルになっています。
2010年に福岡パルコになる際に、耐震補強工事などもしっかり行っているため、当分建て替えることはないものと思われますが、少し気になる記事がありました。

前略

−福岡パルコは2015年春に大規模な増床をしたが、天神でのさらなる拡大の考えはあるか。

 「まだまだ広げたいと思っている。渡辺通りなどの目抜き通り沿いがいい。天神は、国家戦略特区による規制緩和が進んでいる。『建て替える際は中身をパルコが考えますよ』とビルのオーナーに働き掛けていきたい」

後略

記事は西日本新聞経済電子版qBiz(2018年1月17日)からの一部引用です。


完全否定ではなく少し含みを持たせてきましたね。ビルのオーナーはてっきりパルコだと思っていましたが、どうやら三菱UFJ信託銀行も所有しているようです。

パルコは渡辺通り沿いへの出店意欲が高いため、現在のビルを建て替えて増床するか、福ビルや天神ビルの再開発後の商業ゾーンへの出店の可能性がありますね。

特に高さ制限の緩和によって115㍍のビルを建てれるようになっているので、近い将来には現本館の建て替え計画が浮上するかも知れません。福岡パルコ本館は天神交差点に面しており、地下鉄と西鉄にも直結している超一等地なので、オフィス等の入る複合ビルに建て替えて欲しいものです。


(画像はパルコ公式HPからの引用です。)

こちらは現在建て替え中に渋谷パルコの完成予想図です。地上19階建て(高さ100㍍)となっており、低層階にパルコが入り、上層階はオフィスとなっています。高さや内容的にも将来の福岡パルコはこの様なビルに建て替えて欲しいですね。

現在、パルコは渋谷パルコの建て替え等大きな事業を行っており、記事では熊本パルコの建て替えの可能性にも言及していた為、最近まで増床の投資が行われていた福岡パルコへの新たな投資はもう少し先になりそうです。

アジアゲートウェイとしてのFUKUOKA

新品価格
¥1,620から
(2018/2/4 15:36時点)




続いても同じく天神交差点にある天神ビルです。こちらも竣工時期は1960年とパルコ本館よりは浅いものの、既に建て替え計画が動いている福岡ビルと同じくらい古いビルとなっています。
ビルは九州電力の子会社である電気ビルが保有しており、建て替えに動き出すときは九電が主体になるものと思われます。

九電は東日本大震災に伴う原発停止の影響で、経営不振に陥っていましたが、最近は原発の再稼働によって立て直してきており、経営多角化の一環として再開発に取り組む可能性も高いです。
事実、今年の地元経済紙において天神ビルの再開発への可能性を匂わせる発言をしている他、先日大きな発表がありました。

九州電力は、都市開発事業を強化する。2月1日に新たに担当部署を設置し、福岡市をはじめとする九州の各都市で進む開発プロジェクトへの参画に向けて戦略づくりを進める。

中略

当面は、福岡市・天神地区の再開発事業「天神ビッグバン」や、博多湾に面するウオーターフロント地区の再整備、九州大箱崎キャンパス跡地の再開発事業などへの参画を検討していく。 

後略

記事は西日本新聞経済電子版qBiz(2018年2月1日)からの一部引用です。


まだ、具体的な計画については触れていませんが、天神ビッグバン・WF地区・箱崎キャンパス跡地への参加を検討としており、今後の福岡における新たな有力デベロッパーになりそうです。

九電は今まで、自社の本社が入る渡辺通り沿いの老朽化した電気ビル群の建て替えを進めていましたが、今後の優先順位は利益を見込める天神ビッグバン等での再開発の方が上になるかも知れません。

ただ、天神ビルの地下には変電所があり建て替えのネックになっていることや、まだ新部署が立ち上がってすぐであることから、すぐさま天神ビルの建て替えに動くことはなさそうです。



もし、九電が天神ビルの建て替えに動くとなると、単独での建て替えになるのか福銀本店を巻き込んでの再開発になるのか気になりますね。

単独でも十分な規模の再開発になりますが、福銀本店を巻き込むと敷地の自由度が増すため、天神橋口交差点から大きくカーブしている渡辺通りを天神ビルの敷地に動かす等の道路改良もできそうです。
ビル自体も115㍍のツインタワーにすることもできる敷地があるため、大型の再開発を期待することができます。

福銀本店は建築家の黒川紀章によって設計されたビルですが、1975年竣工で老朽化している他、その特徴である大規模なピロティによる床面積の少なさ等の問題を抱えています。

残したほうが良い気もしますが、現在の立地ではそのピロティをいかせれておらず、ビルの機能としても不足しているものが多いので、再開発によって新たな名建築と呼ばれるビルを建てたほうが良いかも知れません。

電気ビルの建て替えの話が出てきたときに福銀本店も動きがでるのか、今後が気になるところです。

他には2010年頃に建て替えの話が出ていた福岡天神センタービルや、それに隣接している福岡証券取引所ビル等の老朽化しているビル群の建て替えの話が出てくるかどうかですね。


やはり、今後の動きは不透明なものが多いですが、九電の動きは天神ビッグバンへの参入が確実視されるものであり、今後は西鉄と福岡地所に続くプレイヤーとして活躍しそうですね!
ただ、まだまだ地場有力企業しか出てきていないので、今後は中央の大手デベロッパーにも参入してきて欲しいものです。

福岡市が地方最強の都市になった理由

新品価格
¥1,512から
(2018/2/4 15:38時点)

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

パルコのビルは西通り方面や北天神に移転し、渡辺通り西側一帯が完璧に西鉄の開発地になるのが個人の理想的な形です。

西鉄と関東企業では「天神」に対する価値観が全然違うだろうし、天神を銀座や丸の内の様な「都心な風景」に出来るのは西鉄のみだと思います。

あとパルコのビル(新たに建った方も含めて)は、明治通りの歩道拡張で最終的には建て替えないと、街並みの美観も何も無くなりますね。

少なくとも福岡は自立しなければ、最終的には「奪われる側の地方」となって落ち着くと思います。頼って良いのは外資系のみではないでしょうか…。

国内ではブランド力のある商業施設ができても、世界では全然有名ではないし…💧

Re:

コメントありがとうございます。
なかなか難しいと思います。天神の地価は三大都市圏の次に高いレベルのものであり、新たに取得するとなるとかなり高額で、地場の西鉄だけで取得するのは厳しいかと思われます。実際岩田屋の撤退後もなかなか活用が決まりませんでしたし…
今後あるとしたら、パルコの親会社であるJ.フロントによるパルコ本館の建て替え→大丸の建て替えorリニューアル→パルコ新館の建て替えの可能性はありますが、かなり長期間に及びものになりそうですね。
プロフィール

福岡の民

Author:福岡の民
地方都市の中で今1番勢いのある福岡市・福岡都市圏の交通や再開発について発信しています!

まだ大学生なので更新が気まぐれですが、 更新状況などの情報はツイッターのアカウントのほうで発信を行なっているので、こちらのアカウントのツイートから確認することができます!


画像をしようする際は、引用元を明記してください。
当ブログのリンクはフリーです。
同分野の相互リンクは大歓迎です!コメント欄の管理人のみ閲覧の設定にして連絡下さい。

最新記事一覧
天神ビジネスセンター計画:工事状況part6 Apr 14, 2019
(仮称)博多駅前二丁目複合ビル計画:工事状況part4 Apr 13, 2019
(仮称)博多駅前二丁目複合ビル計画 Apr 13, 2019
(仮称)近鉄博多ビル「都ホテル 博多」計画 Apr 11, 2019
(仮称)香椎照葉7丁目計画 Apr 11, 2019
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
地域情報
15位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
九州・沖縄地方
2位
アクセスランキングを見る>>
アクセスカウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

Amazon

地域批評シリーズ9 これでいいのか福岡県福岡市

新品価格
¥853から
(2017/1/7 13:05時点)

これでいいのか福岡県福岡市

新品価格
¥1,404から
(2017/1/7 13:06時点)

Nゲージ A7992 福岡市地下鉄1000系・ワンマン改造 6両セット

新品価格
¥28,480から
(2017/1/7 13:08時点)

Nゲージ A7995 福岡市地下鉄1000N系・後期更新車 6両セット

中古価格
¥22,800から
(2017/1/7 13:09時点)

徹底解析!!JR九州 (洋泉社MOOK)

新品価格
¥1,404から
(2017/1/7 13:11時点)

JR九州のひみつ

新品価格
¥1,646から
(2017/1/7 13:11時点)

Nゲージ 10-813 813系200番台 3両セット

新品価格
¥9,026から
(2017/1/7 13:12時点)

Nゲージ 30518 JR九州817系2000番台増結2両編成セット (動力無し)

新品価格
¥10,498から
(2017/1/7 13:13時点)

西鉄電車・バスのひみつ

新品価格
¥1,646から
(2017/1/7 13:14時点)

鉄道コレクション 鉄コレ 西日本鉄道3000形 3両セット

新品価格
¥4,000から
(2017/1/7 13:15時点)

鉄道コレクション 鉄コレ 西日本鉄道3000形 2両セット

新品価格
¥2,700から
(2017/1/7 13:16時点)

Nゲージ 西日本鉄道1300形 新塗装 アイスグリーン ディズプレイモデル

新品価格
¥6,000から
(2017/1/7 13:16時点)

Nゲージ A6650 西鉄5000形 第2編成・登場時 (黄帯) 3両セット

新品価格
¥14,500から
(2017/1/7 13:17時点)

Nゲージ A6652 西鉄5000形 旧社紋 4両セット

新品価格
¥27,240から
(2017/1/7 13:18時点)

Nゲージ 西鉄600形 宮地岳線 3両セット 黄色 赤帯 ディズプレイモデル

新品価格
¥4,500から
(2017/1/7 13:19時点)

トミーテック 全国バスコレクション JB004 西日本鉄道

新品価格
¥761から
(2017/1/7 13:19時点)

九州の空港 (日本のエアポート05)

新品価格
¥2,057から
(2017/1/7 13:21時点)

テクノブレイン ぼくは航空管制官4福岡

新品価格
¥8,423から
(2017/1/7 13:21時点)

るるぶ福岡 博多 天神'17 (国内シリーズ)

新品価格
¥907から
(2017/1/7 13:23時点)

広告