福岡空港 回転翼機能移設事業(ヘリポート新設)

・計画概要


福岡空港に常駐するヘリコプターを雁ノ巣地区に新設するヘリポートに移転させて、遅延が常態化している福岡空港の過密化を少し緩和する計画です。



(画像は資料2 福岡空港回転翼機能移設事業に係る環境影響評価方法書(案)について(PDF)からの引用です。)


ヘリポート名称…

雁ノ巣ヘリポート?や福岡ヘリポート?の可能性。




敷地面積…

約80.000㎡




施設詳細…

滑走路:約1.050㎡(35㍍✖30㍍)

誘導路:約1.260㎡(140㍍✖9㍍)

エプロン:約28.000㎡(350㍍✖80㍍)

ターミナル施設等:約18.500㎡(370㍍✖50㍍)




運用時間…

24時間(夜間は緊急時などの運用のため全体の約0.6%程度)




年間発着数…

約6~7千回の予想




工期…

約2年




総事業費…

約15億円




所在地…

福岡市東区大字奈多字小瀬抜




移転予定機…

全23機
福岡市消防局機(2機)、報道事業者機(18機)、福岡県警察機(3機)




福岡空港に残る機能…

海上保安庁:
固定翼機の運用もあるため、24時間運用で混雑していない北九州空港へ移転予定。

自衛隊:
固定翼機の運用があり、司令部が春日にあるため福岡空港に残る予定。
なお、滑走路増設後の米軍と自衛隊のエプロンや格納庫の配置場所は不明である。




福岡空港にとってのメリット…

・年間6~7千回の発着数を占めるヘリコプターの移転による混雑緩和

・西日本空輸などのヘリコプター格納庫移転による東側拡張用地の確保

・海上保安庁の北九州移転による西側拡張用地の確保



◆再開発ニュース
この再開発計画に関する最新のニュースを紹介します。
記事は一番下が古く一番上が最新です。

・福岡空港のヘリポート機能 雁ノ巣に移転へ!

国土交通省が、福岡空港(福岡市博多区)の過密ぶりの一因となっているヘリコプターを、空港外に新たなヘリポートを建設し、施設ごと移転する方針を固めたことが22日、分かった。新ヘリポートの候補地は複数あるが、現段階では国営海の中道海浜公園(同市東区)周辺が有力視される。国交省は平成31年度の完成を目指す。

中略

用地費を除く事業費は15億円程度の見込みだという。

 国交省の担当者は「現在の空港からあまり離れない場所を選定し、ヘリ事業者に不便がないようにしたい」と語った。自衛隊ヘリは引き続き福岡空港を利用する方針で、海上保安庁のヘリは移転可能か、調整している。

後略

(村上智博)

産経ニュース(2015年5月23日) 国交省、福岡空港からヘリ移転へ 「海の中道」が最有力 からの一部引用です。



以前から福岡空港の滑走路増設に伴う再編や発着枠を確保するために、ヘリポート機能を空港外へ移転する案が検討されていましたので、今回これが具体的に動き出したということですね。

現在の福岡空港はご存じの通り飽和状態ですが、その飽和状態の中約7000回も空港に在籍する20数機のヘリコプターが発着しており、混雑に拍車をかけております。

ヘリポート機能が移転するとなれば、単純に7000回分確保できるだけではなく、現在福岡空港にヘリコプターを所有している警察や消防、報道機関、西日本空輸などが施設を移転させる訳ですので、拡張用地のない空港の貴重な事業用地の確保に繋がります。
空いた土地はスポットや整備場として活用することができますね。


自衛隊は米軍との協力や戦闘機、輸送機との一体利用を考慮して空港に残るのが残念です。
海上保安庁の北九州空港への移転案はベストな選択ですね。


↑移転の可能性が出てくる西日本空輸の本社と格納庫


ヘリポートの移転候補地となっている海の中道ですが、選定理由は市の都心部に近く離着陸の際に民家の上空を通らないで済み、土地が国有地だからでしょうね。

近辺にはかつて雁の巣飛行場があり、ヘリポート機能が移設されるとなるとかつての飛行場の復活みたいな感じになりそうです。(笑)

また現在ここには福岡航空管制部と航空交通管理センターが設置されており、ヘリポートも設置されるとなると重要な拠点になると思われます。

意外と知られていませんが航空交通管理センターとは、日本の空のうち札幌、東京、福岡、那覇航空交通管制部の監視レーダー外の太平洋など広い範囲を担当しており、北は千島列島付近まで担当区域としている重要な施設です。

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2015年6月12日


追記…

2016年4月28日:記事の大幅なリニューアル。

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