西鉄初の本格的観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」

◆車両概要

「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」は6050形を大規模改造した西鉄初の本格的観光列車で、平成31年春に運行を開始する予定です。


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

名称:「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」
改造元車両:6050形
扉数:片側1~2扉(中間車両のみ片側2扉)
座席数:52席
投入時期:2019年(平成31年)春
製造数:3両1編成
導入区間:天神大牟田線
製造費:5億円



●「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」とは


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

名前の通り筑後の魅力、特に食にフォーカスを当てた観光列車となっています。
従来の目的地や車窓に重きを置いた観光列車とは違い、車内に設置された釜を中心としたキッチンで、筑後の新鮮な食材を使用したできたての美味しい料理を味わってもらうことと、伝統工芸品等を多様した内装から筑後の魅力を感じてもらうことを目的にしています。

座席数は僅か52席となっており、今までの通常運賃で乗れた「旅人・水都」とは違う本格的な観光列車になります。
また、最近の高価な観光列車とは違い気軽に利用しやすい観光列車になっており、県外の観光客は勿論のこと、沿線住民もターゲットにし、改めて筑後や鉄道の魅力、そして楽しさを知ってもらうことを目指しています。


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

ロゴマークは、多数の受賞暦を持ち、業界でも注目されている福岡南央子氏がデザインしたもので、それぞれの地域を表したアイコンを凝縮したものになっています。



●改造元車両「6050形」


(画像はWikipediaからの引用です。)

名称:6050形
扉数:片側4扉
座席形式:ロングシート
定員:410・556名/編成(3両編成・4両編成)
投入時期:1995年
製造数:4両編成5本、3両編成2本 計26両
導入区間:天神大牟田線
製造費:?億円


今回改造される車両は通勤型電車の6050形で、西鉄では数少ない片側4扉仕様となっており、主に朝夕のラッシュ時に活躍している車両です。
1995年製造の比較的新しい車両であることや、特急や急行のような優等列車の固定運用が無いことから、この車両が選ばれたのかも知れませんね。
外装や内装共に大規模な改造を行うため、従来の通勤通学輸送に着けなくても影響が少なく、長期的に観光列車として運用することを想定した判断のようです。



●外装


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

外装はロゴマークと同じく福岡南央子氏がデザインしたものであり、料理やキッチンをテーマにした観光列車であることから、キッチンクロスをイメージした赤いチェックのデザインになっています。

従来の「旅人・水都」の様な和のデザインではなく、どちらかというと洋風で可愛らしいデザインになっており、観光列車の先駆者であるJR九州とは大きく違ったスタイルとなっています。



●内装


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

内装のデザインは有限会社ランドスケーププロダクツが手がけています。

大規模な改造の前は片側4扉の通勤型車両ですが、改造後は扉の数が大幅に減り座席の配置も一新される他、西鉄初となるトイレの設置や、釜を中心とした大型のキッチンスペースの導入等新たな試みが行われています。


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

2両目に設置されるオープンキッチンです。
メインとなる釜が設置されることで、できたてほやほやの料理を提供することができるようになっている他、オープンキッチン方式の為、お客様から見える場所で調理が行われるようになっています。


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

1両目と3両目に設置される座席スペースです。
大川家具や城島瓦、竹細工、筑後川をイメージしたTINパネル等あらゆる場所に筑後に関わるものが使用されており、空間全体で筑後の魅力を感じることができるようになっています。
また、床面にはバラストを加工した人造大理石が使用されており、鉄道としての魅力も演出されています。

ワンマイル 西鉄600形 天神大牟田線 (1/150 ディスプレイモデル)

新品価格
¥4,980から
(2018/2/15 23:05時点)




◆ニュース
この計画に関する最新のニュースを紹介します。
記事は一番下が古く一番上が最新です。


・概要が発表されました!

西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!


構想が判明してから3年程音沙汰が無く、白紙撤回された可能性も考えていましたが、ようやく概要やデザインが発表されました!

改造元車両は6050形となっており、今までの「旅人・水都」とは違い、通勤型車両からの改造となっています。 しかしながら、かなり大規模な改造計画の為、内装は勿論のこと外装にも通勤型車両の痕跡は残らなくなっています。


(画像は西鉄初の本格的な観光列車 ネーミング・車両概要・デザイン決定!からの引用です。)

内装のデザインは筑後らしさを強調したデザインになっていますが、外装は今までの「旅人・水都」の様な和のデザインではなく、キッチン等を連想させる洋風な可愛いデザインになっており、JR九州とはかなり違ったデザインになっています。
女子受けするインスタ映えを狙った感じですかね?

中間車両はオープンキッチンとなっており、できたての料理が提供できるだけでなく、調理をする様子を見ることもできます。
このオープンキッチンはこの場で注文する形式なのか、コース料理なのか気になりますね。コース料理の場合は接客をする乗務員が常駐することになり、かなり本格的な観光列車になることも予想できます。
この他にも値段や所要時間、沿線の案内がされるのか等細かい部分が色々と気になってきますが、続報をゆっくり待ちたいと思います。
リーズナブルな値段なら利用してみたいものですね。

止まらない沿線の人口減少やインバウンドの盛況、全国的な観光列車ブームの流れから遂に西鉄も本格的な観光列車の導入に乗り出しましたが、沿線に有名な観光地や景観はなく、距離も短く、ダイヤも過密な通勤・通学路線において、どれほどの効果があるのかはわかりません。
ただ、これがもしうまくいくと今までの観光列車の概念を大きく変えることになり、通勤・通学路線の観光列車が続々と誕生することになるかも知れませんね。


2018年3月8日




・8000形の「水都」は引退へ

2015年に運行を開始した8000形の「水都」でしたが、2017年7月22日にデビューから僅か2年弱での引退を迎えました。
後続車両の3000形「水都」に関しては新しい記事で紹介します!

最初はリニューアル程度で本当に観光列車

前略

観光列車の導入では、専用の列車を新たに製造し、天神大牟田線を走らせる。
今後、組織を立ち上げてコンセプトやルートを検討するが、同社関係者は「運行距離・時間も短く、整備面も考えると食堂車の形態は難しいのではないか」としている。営業開始は16~18年度を目指す。

後略

西日本新聞2015年3月6日朝刊からの一部引用です。



私が受験でブログをしていない間に、観光列車は食堂車の形態で新造の車両を使用し、天神~柳川、甘木線を他の車両よりゆっくり走行する計画を検討していると報道されていました。

食堂車には西鉄グランドホテルのシェフが乗ると言っていたので、食事のほうに主をおいたスタイルの観光列車を考えているのか~
面白いけど大丈夫なのかな?なんて思っていたんですが。

今回のこのニュースをみるとまだどうなるかわかりませんね。

関係者の言っていることはもっともだと思いますし。

風景はう~ん微妙なんですよね。天神側や久留米周辺は都会の町並みですし、それ以外は絶景というかのどかな田舎だし。海や山ではないし・・・

そうなってくると必然的に料理を主に考えるしかないから食堂車の案があるんだと思います。

時間が短いのも問題ですよね。
JR九州の場合は殆どが景色が綺麗だが利用者が少ないローカル線に観光列車を走らせているので、ダイヤに余裕がありゆっくり走って景色を楽しめますが、西鉄の場合は日中も頻繁に電車が走っている路線ですし、調整のために駅に止まっても景色があれだし。

食堂車は整備も大変だろうし、万が一ヒットしなかったときに車両を新造したコスト分の負担と普通の車両への改装費など色々とかかりそうですね。

個人的には西鉄が観光列車を製造して走らせるというのはとても面白いんですが、色々と課題があるのでどうなるかわかりませんね。


2015年3月13日


ザ・ラストラン 西鉄8000形水都・旅人 [DVD]

新品価格
¥779から
(2018/2/15 23:07時点)


追記…

2018年3月8日:記事の大幅なリニューアル。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ロマンスカーかっこいいですね!
窓が連続した感じで九州では見ないような電車だったので、九州にもあのような電車を作って欲しいです。

ただ、日本で一番デザインの良い鉄道は、七隈線だと思います。(o^^o)

Re:

コメントありがとうございます。

新しい特急車をつくってほしいですね!
七隈線の車両は本当にかっこいいですよね!規格が同じだったら完璧だったんですけどね・・・・

転属

ぜひ引退後は改造し富山地鉄へ
3編成はほしいかと

Re: 転属

コメントありがとうございます!

5000形も8000形もまだ活用方法はあると思うので廃車はもったいないですよね。
転属はないようです。
自社の忘れられた存在の路線である貝塚線にすらも転属されませんから…
プロフィール

I Love地元

Author:I Love地元
福岡(福岡都市圏)の再開発や交通について書きます。
まだ学生なので更新が気まぐれですが、一週間以上は空けないようにします!
画像をしようする際は、引用元を明記してください。
当ブログのリンクはフリーです。
同分野の相互リンクは大歓迎です!コメント欄の管理人のみ閲覧の設定にして連絡下さい。

最新記事一覧
(仮称)近鉄博多ビル計画:工事状況part2 Jul 13, 2018
博多駅前四丁目 市営駐車場跡地・深見ビル再開発計画:工事状況part3 Jul 13, 2018
(仮称)博多駅前二丁目複合ビル計画:工事状況part2 Jul 12, 2018
コメント欄についてのお願い! Jul 12, 2018
「FUKUOKA超・ボールパーク宣言」計画 Jul 12, 2018
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
地域情報
8位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
九州・沖縄地方
2位
アクセスランキングを見る>>
アクセスカウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

Amazon

地域批評シリーズ9 これでいいのか福岡県福岡市

新品価格
¥853から
(2017/1/7 13:05時点)

これでいいのか福岡県福岡市

新品価格
¥1,404から
(2017/1/7 13:06時点)

Nゲージ A7992 福岡市地下鉄1000系・ワンマン改造 6両セット

新品価格
¥28,480から
(2017/1/7 13:08時点)

Nゲージ A7995 福岡市地下鉄1000N系・後期更新車 6両セット

中古価格
¥22,800から
(2017/1/7 13:09時点)

徹底解析!!JR九州 (洋泉社MOOK)

新品価格
¥1,404から
(2017/1/7 13:11時点)

JR九州のひみつ

新品価格
¥1,646から
(2017/1/7 13:11時点)

Nゲージ 10-813 813系200番台 3両セット

新品価格
¥9,026から
(2017/1/7 13:12時点)

Nゲージ 30518 JR九州817系2000番台増結2両編成セット (動力無し)

新品価格
¥10,498から
(2017/1/7 13:13時点)

西鉄電車・バスのひみつ

新品価格
¥1,646から
(2017/1/7 13:14時点)

鉄道コレクション 鉄コレ 西日本鉄道3000形 3両セット

新品価格
¥4,000から
(2017/1/7 13:15時点)

鉄道コレクション 鉄コレ 西日本鉄道3000形 2両セット

新品価格
¥2,700から
(2017/1/7 13:16時点)

Nゲージ 西日本鉄道1300形 新塗装 アイスグリーン ディズプレイモデル

新品価格
¥6,000から
(2017/1/7 13:16時点)

Nゲージ A6650 西鉄5000形 第2編成・登場時 (黄帯) 3両セット

新品価格
¥14,500から
(2017/1/7 13:17時点)

Nゲージ A6652 西鉄5000形 旧社紋 4両セット

新品価格
¥27,240から
(2017/1/7 13:18時点)

Nゲージ 西鉄600形 宮地岳線 3両セット 黄色 赤帯 ディズプレイモデル

新品価格
¥4,500から
(2017/1/7 13:19時点)

トミーテック 全国バスコレクション JB004 西日本鉄道

新品価格
¥761から
(2017/1/7 13:19時点)

九州の空港 (日本のエアポート05)

新品価格
¥2,057から
(2017/1/7 13:21時点)

テクノブレイン ぼくは航空管制官4福岡

新品価格
¥8,423から
(2017/1/7 13:21時点)

るるぶ福岡 博多 天神'17 (国内シリーズ)

新品価格
¥907から
(2017/1/7 13:23時点)

広告