SBI百道浜リゾート・ホテル&ビジネス・コンプレックス計画のその後

◆計画概要

平成18年に行われた百道浜の市有地公募において、SBIホールディングスが提案し選定されたホテルとオフィスの複合開発計画です。


(画像はSBIアニュアルレポート2008(PDF)からの引用です。

所在地:福岡市早良区百道浜二丁目902番23
階数:地上24階、地下1階建て
高さ:100m(制限100m)
部屋数:342室(内オフィスは28室)
用途:ホテル、事務所、店舗、駐車場
駐車場:?台
敷地面積:3,968㎡
延べ床面積:?㎡
建築面積:?㎡
着工:平成?年(?年)?月
竣工:平成?年(?年)?月
開業:平成21年(2009年)6月(当初計画)
建築主:SBIホールディングス株式会社、百道浜プロパティ特定目的会社
公式サイト:?


リーマンショック前に計画されたものなので、342室のホテルとオフィスの複合開発でなかなか壮大な計画になっていました。


(画像はGoogleマップからの引用です。)

建設予定地は福岡タワーと海が目の前の土地であるため、ホテルはビジネスホテルではなくリゾートホテルだったようです。実現していたら百道浜が更に賑わっていたかも知れません。

当初の予定では2009年に開業予定でしたが、2008年のリーマンショックによる世界的な不況によって、計画は立ち消え状態になっており、土地は現在も平面駐車場として活用されたままで動きはありませんでした。

正直、私も天神やアイランドシティの開発計画が沢山出てくる中、存在を忘れていました…
しかし、先日西日本新聞の経済電子版キュービズにおいて、市が百道浜プロパティ特定目的会社を相手取って訴えを起こすという記事があり、その内容では長らく放置されていることから市が訴える予定で、それに対して百道浜プロパティは計画は進行中であると言っている…といった感じでした。
何故、こんな曖昧な感じなのかというと、いつの間にか記事が削除されていたからです…何が理由かはわかりませんが…

記事は削除されていましたが、個人的に計画の今後について色々気になったので調べて見た結果見つかりました!

(画像は 平成29年第3回福岡市議会(定例会)提出議案等(PDF) からの引用です。)



普段はなかなか見ることがないのですが、市議会の議事録によると確かに訴えを起こすようです。議案は異論なしの全会一致できる可決されています。

更に詳しく調べてみると、平成19年の土地売買契約締結時に以下のような契約が結ばれたようです。
①事業計画に沿った用途で供する。
②引き渡し日から3年以内に指定用途で供する。
③指定期日内に指定用途で供せなかった場合、事業者は売買代金の30%相当の違約金を払う。
④指定期日内に指定用途で供せなかった場合、市は土地を買い戻すことができる。
⑤契約の解除及び土地の買い戻しが行われた際、事業者は土地の原状回復を行い、土地の所有権移転から返還までの期間に応じて年6%(78,000,000円)の土地使用料を支払うこと。

結構しっかりとした契約になっていますね。しかしながら、リーマンショックによる不況は予想外であり、市はそこを考慮して3年間の予定であった指定期日を2回も延期していました。景気は回復してきているのに一向に動きがないことと、市による買い戻し権の期限が10年以内であることから、3回目の指定期日の延期には応じず、今回の厳しい決断に至ったものと思われます。

というより、妥当な判断ですね…
このまま買い戻し期限をオーバーすると、いよいよ市による干渉ができなくなり、永遠に平面駐車場としての利用の可能性もありますし。

2回目の指定期日であった29年3月31日の直前21日に、提出された計画に具体性や根拠がないことから、契約の解除と買い戻し権の行使を行うことを予告し、4月24日に決定しました。
その後、5月に入ってから買い戻し代金を支払う準備ができていることを百道浜プロパティに伝えたが、契約の解除と買い戻し代金の受け取りを拒否されたので、市は買い戻し代金を東京法務局に供託し、土地の所有権を取得することを伝えました。
しかし、百道浜プロパティは何の意思も示さず、未だに土地を時間貸し駐車場として占有しているようです。

そのため、市議会においての承認の元、所有者の百道浜プロパティと占有者のパラカ株式会社(駐車場の運営会社)に対して、土地の所有権移転登記手続きと残置物の撤去をし、土地を明け渡すように訴えたようです。


(画像はストリートビューからの引用です。)

正直、無茶苦茶ですね…
誰の目に見ても計画が破綻しているのに、未だに占有をし続けて駐車場の運営を行っているなんて…
裁判で訴え通りになり、市の元に土地が返還されることを願います。


百道浜はほぼ完成した街並みになっていますが、やはり計画地のある福岡タワーの右側は少し寂しいです。計画ではここに高層ビルが建つ予定でしたが、それもまた叶わぬ夢とりなりました。

市に土地が返還されたら、改めて公募をし直して百道浜の活性化に繋がるようにしてもらいたいですね!特に最近は天神や博多等の都心部に比べて、少し勢いが足りなくなってきているので…
タワーマンションではなく、福岡市で不足しているホテルを中心とした開発を誘導して欲しいものです。

また、同じ様に不況によって計画が白紙になり、平面駐車場になっている福岡ソフトリサーチパークの二期用地に対しても、市からの働きかけが欲しいですね。


2017年8月6日


マイクロエース Nゲージ 福岡市地下鉄1000系・ワンマン改造 6両セット A7992 鉄道模型 電車

新品価格
¥28,410から
(2017/8/6 02:31時点)

スポンサーサイト

西南学院大学 新図書館 計画

・計画概要


(上の2枚の画像は 設計提案図書(概要)(PDF)からの引用です。)

西南学院大学の図書館を創立100周年に合わせて建て替える計画です。

現地建て替えではなく、旧本館跡地に建てて、完成後現図書館から新図書館に機能を移転させます。
低層階にはカフェや多目的ホールなどの交流の場ができ、サザエさん通り沿いに建てられるため、西南学院大学の新たな顔となる施設になりそうです。


正式名称…

(仮称)西南学院大学 新図書館




所在地…

福岡市早良区西新6丁目2番地(旧本館跡地)




階数…

地上7階建て




高さ…

約?㍍(高さ制限は約151㍍)




収蔵冊数 …

200万5千冊




座席数…

1,259席




テナント…

カフェ




敷地面積…

約?㎡




延床面積…

約12,120㎡




用途…

図書館、店舗




建築主…

学校法人西南学院




総事業費…

約?億円




着工時期…

平成27年(2015年)




竣工時期…

平成28年(2016年)竣工済み




開業時期…

平成29年(2017年)4月




公式サイト…

西南学院大学図書館HP

設計提案図書(概要)(PDF)


Casa BRUTUS特別編集 死ぬまでに見ておくべき100の建築



・コンセプト


(画像は 設計提案図書(概要)(PDF)からの引用です。)

新図書館は中心に知識の幹である「ブックツリー」と周囲に成長する枝葉としての「ラーニングリーフ」からなる1本の樹というコンセプトになっており、「西南の知の樹」として成長するだけでなく、新しいシンボル・拠点となる場を目指します。


:フロアテーマ

4~7階…【知識が眠る Lib】

集密書架、自動書架(7階) 、スーパーサイレント


4~6階…【黙考する Lib】

開架書架、閲覧


3階…【研究・発信する Lib】

IT、ライティング、国際機関資料室、視聴覚室


2F…【研究・発信する Lib】

ディスカッション、グループ学習


1F…【対話する Lib】

エントランス、展示、プレゼンテーション、カフェ、多目的ホール



低層階に賑わいが集中し、中層階に情報関連、上層階が静寂の書庫といった感じの構成になっております。
また、最上階の7階には閉架の自動書架が設置され、大量の書物を安全に効率よく保管できるようになっています。




・完成イメージ図
(画像は西南学院大学図書館HPからの引用です。)
かなり独特なデザインですね!
レンガで覆い尽くすのではなくガラスも多用されており、何よりも低層階と上層階が一回り凹んだ構造になっているため、重たい印象を与えず親しみやすくなっています。

外観を見ると窓は不規則に設置されていますが、中心部は幹となるブックツリーの本棚が見えるように、窓が多めになっています。
広場やカフェのある低層階はガラス張りの部分が広いため、明るく地域に開かれた交流拠点になりそうです。


(画像は 設計提案図書(概要)(PDF)からの引用です。)

幹となるブックリーフは吹き抜けになっており、その壁面が本棚になっています。
開放的でありながらも図書館らしく落ち着いた空間になっていますね!
知識の幹から本をとって、その回りの枝葉で勉強をするといったイメージですかね?


(画像は 設計提案図書(概要)(PDF)からの引用です。)

壁面は西南の象徴とも言える赤レンガで、積層した知識を表現しているそうです。
レンガはただ積むのではなく、一個抜かしで積んでいるため、隙間から光が入り明るくなりそうです。




◆工事状況
ターミナル再編事業の工事状況を紹介します。
記事は一番下が古く一番上が最新です。

西南学院大学 新図書館 建設事業:工事状況part1

「よかトピア」から始まったFUKUOKA―アジア太平洋博覧会の舞台裏

新品価格
¥1,620から
(2017/2/1 15:20時点)

プロフィール

I Love地元

Author:I Love地元
福岡(福岡都市圏)の再開発や交通について書きます。
まだ学生なので更新が気まぐれですが、一週間以上は空けないようにします!
画像をしようする際は、引用元を明記してください。
当ブログのリンクはフリーです。
同分野の相互リンクは大歓迎です!コメント欄の管理人のみ閲覧の設定にして連絡下さい。

最新記事一覧
渡辺通駅北地区 再開発計画 Jun 16, 2018
照葉ガーデンスクエア計画 Jun 15, 2018
(仮称)ザ・パークハウス福岡タワーズ計画 Jun 09, 2018
(仮称)博多駅前二丁目複合ビル計画 Jun 07, 2018
アイランドシティ「香椎照葉7丁目27番11等」開発計画:工事状況part1 Jun 02, 2018
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
地域情報
29位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
九州・沖縄地方
2位
アクセスランキングを見る>>
アクセスカウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

Amazon

地域批評シリーズ9 これでいいのか福岡県福岡市

新品価格
¥853から
(2017/1/7 13:05時点)

これでいいのか福岡県福岡市

新品価格
¥1,404から
(2017/1/7 13:06時点)

Nゲージ A7992 福岡市地下鉄1000系・ワンマン改造 6両セット

新品価格
¥28,480から
(2017/1/7 13:08時点)

Nゲージ A7995 福岡市地下鉄1000N系・後期更新車 6両セット

中古価格
¥22,800から
(2017/1/7 13:09時点)

徹底解析!!JR九州 (洋泉社MOOK)

新品価格
¥1,404から
(2017/1/7 13:11時点)

JR九州のひみつ

新品価格
¥1,646から
(2017/1/7 13:11時点)

Nゲージ 10-813 813系200番台 3両セット

新品価格
¥9,026から
(2017/1/7 13:12時点)

Nゲージ 30518 JR九州817系2000番台増結2両編成セット (動力無し)

新品価格
¥10,498から
(2017/1/7 13:13時点)

西鉄電車・バスのひみつ

新品価格
¥1,646から
(2017/1/7 13:14時点)

鉄道コレクション 鉄コレ 西日本鉄道3000形 3両セット

新品価格
¥4,000から
(2017/1/7 13:15時点)

鉄道コレクション 鉄コレ 西日本鉄道3000形 2両セット

新品価格
¥2,700から
(2017/1/7 13:16時点)

Nゲージ 西日本鉄道1300形 新塗装 アイスグリーン ディズプレイモデル

新品価格
¥6,000から
(2017/1/7 13:16時点)

Nゲージ A6650 西鉄5000形 第2編成・登場時 (黄帯) 3両セット

新品価格
¥14,500から
(2017/1/7 13:17時点)

Nゲージ A6652 西鉄5000形 旧社紋 4両セット

新品価格
¥27,240から
(2017/1/7 13:18時点)

Nゲージ 西鉄600形 宮地岳線 3両セット 黄色 赤帯 ディズプレイモデル

新品価格
¥4,500から
(2017/1/7 13:19時点)

トミーテック 全国バスコレクション JB004 西日本鉄道

新品価格
¥761から
(2017/1/7 13:19時点)

九州の空港 (日本のエアポート05)

新品価格
¥2,057から
(2017/1/7 13:21時点)

テクノブレイン ぼくは航空管制官4福岡

新品価格
¥8,423から
(2017/1/7 13:21時点)

るるぶ福岡 博多 天神'17 (国内シリーズ)

新品価格
¥907から
(2017/1/7 13:23時点)

広告